住宅ローンが残ったまま売却をしたい方へ
2022年07月21日
住宅ローンが残ったままで不動産売却を検討している方へ
所有されている不動産に抵当権が残っている場合、「その不動産を売却できない」、「新しく融資を受けられない」などのリスクが起きる可能性があることをご存知でしょうか?
この記事では、不動産取引を行う上で知っておきたい抵当権抹消のポイントについて解説していきます。
この記事を読めば、いざお持ちの不動産の住宅ローンを支払っている段階でも、どのようにすれば不動産を売却する準備ができるかが分かります。
そもそも、抵当権とは「住宅の土地や建物を担保とする権利」のことです。
家に抵当権を設定するということは、家を担保にするということです。
抵当権は住宅ローンを組んでいる期間に効力を発揮します。
つまり、抵当権は住宅ローンの完済後は設定し続ける必要はありません。
速やかに抵当権の抹消を行いましょう。
抵当権の設定された不動産を売却し、その代金で残債を一括返済するなどの場合は、ご自身では抹消手続きを進めることができません。
司法書士に、当該不動産の抵当権抹消の取引を確実に成立させるためです。
住宅ローンが残っている状態で売却を検討されている方は、金融機関から受け取った書類一式を司法書士に渡し、抹消手続きを任せることになります。
その代わりに司法書士への報酬が必要になるので費用面の準備もしておきましょう。
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