不動産売却で失敗しない 3つのコツ
2022年08月27日
不動産の売却に失敗しないために、3つのコツがあります。
このコツをおさえて「売って良かった!」と納得できる売却を実現しましょう。
不動産売却のコツその1
「不動産会社まかせにしない」
売却にあたり、全てを不動産会社に任せっきりにするのは典型的な失敗のパターンです。
不動産会社は不動産の売却にあたって、査定・販売活動・契約業務・引き渡し業務など、一連の手続きをワンストップでサポートしてくれるため、極端に言えば、あなたが何もしなくても不動産を売却する事ができます。
ものすごく頼り甲斐がありますよね。
ですが、それでは自分の思うような売却は実現できない可能性があります。
不動産会社のアドバイスを受けつつ、売却のイニシアチブは売主様が握っておくべきです。
不動産売却のコツその2
「自分の意見を伝える」
不動産の売却査定を依頼するとき、不動産会社とのコミュニケーションが重要であり必須となります。
その際には、売主としてのあなたの意見をはっきりと伝えるようにしましょう。
たとえば査定の場合、売主様は不動産会社が公正中立な立場から客観的に査定していると考えがちです。
しかし、不動産会社も自社にとってメリットがあるように、売りやすい価格でお預かりをして売り出したいと考えます。
逆に複数社に査定依頼をすると、物件をお預かりして仕事をいただくために、売れもしない高額での査定額を提示する業者も多いです。
この場合は、高額での売却を約束するかのように話し、売却依頼をいただいてから時間をかけて値下げを促され、当初と話が違う!となりがちです。
このような事態を防ぐため、不動産会社に依頼する際には、売主としてのあなたの状況をしっかり伝えたうえで要望や意見、見解もきちんと伝えておくことが重要です。
また、仕事の依頼を決める前に、不動産会社に相場など実例をもって示してもらうようにしましょう。
不動産売却のコツその3
「売り急ぐと売却価格が低くなりがち」
緊急の事情があり、早い時期に売却しなければならない状況の場合は特に注意しましょう。
物件が売れるまで悩みや不安は尽きません。
また、売り急ぐ状況では、高く売るタイミングを見極める余裕がないばかりか、買主側から価格交渉をされやすいというデメリットも生じてきます。
売り急ぎは、損やトラブルの原因を招きやすいです。
売却の際は、3ヶ月から半年程度の猶予をもって不動産会社に依頼できると理想的でしょう。
以上の3点のコツをお伝えしましたが、不動産を高く売るためのコツはとてもシンプルですよね。
少し意識するだけで誰でも簡単にできます。
できる限り不動産売却で成功できるよう、失敗リスクを最小限に抑えましょう。