購入の決め手になる6つのポイント
2024年06月07日
人生で1番大きい買い物と言われるマイホーム。
物件を見れば見るほど、決められないという人も多いのではないでしょうか。
自分にピッタリ合う家を探すなら、価格や立地、周辺環境などのポイントに注目して効率良く物件を見ていきたいものです。
今回の記事では、「家を購入したいのに物件が決まらない…」「家を購入する決め手になるものって何?」と悩む方に、6つのポイントについて解説していきます。
||家の購入が決められない理由とは||
家を購入したいけど、なかなか物件を決められないという方も多いのではないでしょうか。
まずはその原因に関して考えましょう。
・気に入った物件が複数ある場合
気に入った物件が複数ある場合、どれを選ぶか悩みますよね。
基本的なことではありますが、まずは家を購入する上で、自身が優先したいポイントをあらためて思い出してみましょう。
優先ポイントが低い順に切り捨てることができれば、おのずと物件数を絞ることができます。
・家族の意見がまとまっていない
ご家族でマイホームを探している場合は、事前にふたりの希望を擦り合わせていると良いです。ある程度擦り合わせておかないと、物件を見学をするたびに意見がぶつかり合い、購入できないケースもあります。
それでも、ご家族の希望が全てかなう家を見つけ出すというのはかなり難しいので、家を購入するにあたり、歩み寄れる妥協ポイントを明確にしておくことが大切です。
・他の人に先に購入される
良いなと思っている物件があったにも関わらず、悩んでいるうちに他の人に購入されてしまったというケースもあります。
あなたが良いなと思った物件は、他の人から見ても魅力的な物件であることも多いです。気になる物件が見つかった場合は、素早く手を打つことも大切です。
・予算と希望条件が合っていない
希望条件を増やせば増やすほど、価格も上昇するケースが多いです。
少ない予算で全ての希望条件を満たすことは難しいので、優先順位の低い条件は切り捨てて探してみることも重要です。
・物件を見過ぎて判断がつかなくなった
これは一番多い原因ですが、物件を見過ぎてどの物件が良いのか分からなくなるケースがあります。
もちろん、自身の希望に合った家を見つけるためには、多くの物件を見て回ることも大切です。
しかし、あまり多くの物件を見てしまうと、どこが一番いいのか分からなくなってしまい、最初の頃に見た物件の印象も薄れてしまいます。
物件選びをする際は、エリアや希望条件をある程度決めた後、さらに3~4件程度に絞り込み、比較しやすい物件数で見ていくようにしましょう。
||購入の決め手になる6つのポイント||
一般的に、より良い決め手として有効な6つのポイントについて説明します。
立地
通勤時間や移動時間を短縮したい人は、立地条件の良さを優先じゅい高く見てみましょう。
徒歩圏内に職場や駅、バス停などがあると、毎日の移動が楽になります。
また、静かな場所で暮らしたいという人には閑静な住宅街も良いでしょう。
このような場所では周辺に繁華街やレジャー施設などがないので、落ち着いた暮らしを重視したい人にとっては好立地といえます。
周辺環境
その場所に住むとなった場合、買い物がしやすいか、小学校や幼稚園などは近くにあるか、車の従来は激しくないか、不審者情報は多くないか、などの周辺情報はチェックしておきましょう。
平日や休日、また日中や夜では、大きく環境も変わります。
昼間は静かな環境でも、夜は騒がしいなどというケースもあるので、日にちや時間を変えて周辺環境をチェックするのも良いでしょう。
物件価格
優先順位にもよりますが、決めた予算をオーバーしたくない、ローンの借入限度額に余裕がない場合は、物件価格を重視しましょう。
物件価格が下がれば、毎月の借入返済額が少なくてすみ、暮らしにも余裕が生まれます。
もちろん、価格を下げ過ぎていくと、立地条件が悪くなったり土地や部屋が狭くなるので、ご希望条件と折り合いをつけながら、適切な価格で販売されている物件を見つけることが大切です。
間取り
たとえ同じ広さのお部屋でも、1LDKや2DK、3LDKなど、さまざまです。
間取りが変われば暮らし方も変わります。
ここで大切なのがどんな暮らしをしたいかです。「家族一人ひとりのプライバシーを守りたい」や「家事動線を重視したい」「リビングをゆったり取りたい」など、具体的に暮らしのイメージをしてみることもポイントです。
勤務先との近さ
ほぼ毎日出社する場合は、勤務先との利便性を重視するのも良いでしょう。
勤務先と自宅の距離が近ければ、朝もゆっくりできますし、帰りも早く家に着けるので時間の有効活用ができたり、ストレスも軽減されます。
テレワークが可能なところで働く場合は、のんびりしたところなど周辺環境を重視しましょう。
不動産の価値
家を購入する際、後々のことを考えて、資産価値が落ちにくい物件が良いと思う方もいるでしょう。
家は購入して入居した時点から、建物の資産価値が下がります。
ですが、地価の高い物件ならば購入から数年経っても価格が落ちにくいと言われています。
ただし、物件価格だけでなく、購入後の固定資産税などの運用費用も高くなる点に注意しましょう。
将来的に売却を検討している場合は、周囲の物件の取引価格や相場を見て、値段が大きく低下していないエリアを選び、物件の管理状態や変わった間取りを選ばないなど、事前によく調べ、専門家の意見を聞いたうえで判断するようにしましょう。
いかがでしたか。購入の決め手になる6つのポイントをお伝えしました。
条件の優先順位を決めて、条件を絞っても決めきれない場合は、長期的なライフスタイルを意識して家探しをしてみましょう。